
「〇〇中学受験専門指導」なる言葉をご覧になったことがおありでしょうか。
「専門」という言葉を額面通り受け取るのには注意が必要です。
私は東京の多くの人気有名中学の受験に関わったことがありますが、過去問を見ても受ける学校によって身につけるべき内容が大きく変わることなどありません。
中学側としては優秀な生徒を取る→有名大学合格実績を挙げる→さらに優秀な生徒がたくさん応募してきて利益を上げるというサイクルを実現するという意図のもと日々運営に汗水を流しています。
私も塾で教えていたころ多くの中学の広報担当の先生方とお会いしてそれを肌で感じてきました。
その中で、出る問題の傾向を一定のものに固定することは、それだけは解けるが他の問題は解けなかったり、基本的思考力を欠いている生徒を入学させることになるので避けるのです。
せいぜい「傾向」とは、重要単元のうちのいくつかが多くの年で出題されるとか(これは多くの学校に共通していてその学校特有の傾向とは言えません。)
レベル感が一定である、問題の見た目上の形式が似通っているとかといったことで、大した「専門」知識ではありません。
だから各学校の対策など最後の2~1か月くらいで十分です。2週間くらいで合格している、過去問を1回しか解いていないが合格しているなんてケースも珍しくありません。
中学入試講師に求められる本当の能力は、
「各学校の入試問題に対する専門知識(これは過去問を2時間も眺めればそれなりにできる先生方なら誰でもわかります)」ではなく、
①「各生徒の理解力の把握をする力」と
②「勉強対象を絞り込む(捨てる)力」です。
必要な知識や技術、勉強の本質を学習可能な量にして、子供にわかる形で伝えられるかどうかが勝負の分かれ目です。
僕の経験では、特に国語を軽視してきた先生は子供の理解力、気持ちを把握するのは苦手な場合が多く、
「この解き方なら速く解けるよ」を連発し、必要なことを全て伝えるだけです。
その結果理解しきれない高度な解法の大量丸暗記=勉強となり、
成績が上がらないだけではなく、それは中学入学後の学習意欲、習慣にも暗い影を落とします。
「生徒にわかるように伝える」、これは国語のジャンルです。
学生時から全国トップクラスの国語力を持ち、圧倒的言語化能力、ユーモアで生徒の国語、算数を軸とする4教科すべての力を高めてきた私におまかせください。
「子供との接し方が根本的に間違っていたとわかった。」これは、ご子息への私の受験指導を、1年間毎回隣の部屋でご夫婦交代で聞いてメモを取っていたご夫婦東京大学卒の方の感想です。
情熱家庭教師ゆう は子供の理解力の把握のプロです。
①授業中は、生徒が10人いれば10通りの説明を繰り出して、あなたのご子息の理解を可能にします。
それでもどうしても今の段階では理解できないものは無理強いせず、そっと横に置いておきます。
補足:中学受験指導は対面をおすすめしています。リモート指導は可能かどうかご子息とコミュニケーションを取らせていただいてから決めます。
また、②授業外の家庭学習も徹底的に改善します。
特に違うのは、生徒自身に答えを見てもらい、解き直しをしてもらうという点です。これがどれくらいできるかが個人差が大きくかつ受験の成否を分けます。
塾では「しっかりやってください。」の一言だったところに私は切り込んでいって、ご両親の助けもたくさん借りながら、小学生のお子さんの人生初の「学習」が成り立つようにしていきます。
お子さんを難関校に進ませたいがそれ以上に子供の健やかな成長を願っている方、
だけど有名塾ではうまくいかなかったという方、ぜひ私と一緒に受験に取り組みましょう。必ずお子さんを笑顔にします。